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暗号資産で税金を納付,アメリカ

「ビットコイン」や「イーサリアム」などの暗号資産で税金を納付できることになった。ただし海外の事である。まずアメリカのポーツマスで固定資産税の納付ができることになったのに続き、リオデジャネイロ市も同様の発表をした。今後ますますこの傾向は続くのではないだろうか
。ポーツマス市は決済サービス「Paypal」を通し、ビットコインを米ドルに変換する形をとることで、なんら問題はないとした。アメリカでは暗号資産で納付を考えている州が多く、特にコロラド州のジャレッド・ポリス知事は受領した暗号資産を米ドルに変換して受け入れるシステムを構築している、と会見で述べた。知事は「ビットコインなどの投機的な側面に興味はない。ただただ税金納付の手段として使う事だけを考えている」として暗号資産が価格変動リスクを織り込まないことを言った。フロリダ州知事も同様で、近い将来アメリカでは暗号資産による公的資金の決済が進むであろうことは明白である。
一方、日本ではどうだろうか、暗号資産の定義は「①不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(円、米ドル、ユーロ等)と相互に交換できる。②電子的に記録され、移転できる、➂法定通貨または法定通貨での資産(プリペイドカード等)」ではない、と法で謳っている。日本での税金支払いは「円」でのみ受け付けている。しかし国税庁は申告納付は「紙」ではなく」eTaxなど電子申告、電子データを推奨し、半ば義務付けている。インターネット納税も加速している。国税庁はそれでも「円」以外の納付を全く考えていない。暗号資産の利便性が世界的に高まっている中、またしても日本だけが・・・・があってははならない。そのうちOECDに促されるのではなかろうかと、老婆心ながら憂いている。

推薦図書。
江森敬冶著 「秋篠宮」 小学館 1500円+税
この本は秋篠宮と親しい元毎日新聞社会部宮内庁担当の記者が秋篠宮に原稿を確認していただいてから出版したとあるから、多分宮様始まって以来のノンフィクションである。37回にも及ぶ直接の取材であるが、読者の一番の関心事は小室眞子様であろう。本の骨子は「皇族である前に一人の人間である。」一般論から言えば人は幾度かの恋愛を経て結婚感を確かなものとして、結婚に至る。そうした「自由」が眞子内親王に果たしてあるのだろうか、そんな環境があると思えない。外出すれば、彼女の動静は常にマスコミなどから注視される。どこに行くにも警備担当者が付く。秋篠宮はかなり前に筆者に「学生時代に結婚相手を見つけないと結婚は難しい」と語ったとある。紀子様との馴れ初めについて語った時の事だと言う。憲法には、結婚は両性の合意にもとずいてのみ成立するとしているが、皇族は、皇室典範10条に「皇室会議の議を経る」ことを要求され、会議でノーだと結婚できない。結婚して民間人となった彼女には、離婚しても戻る家はないという事だ。この本は民間人である我々にとって皇族のありよう、を問う著でもある。

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