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外国人サッカー選手、野球選手、ラグビー選手などに税務調査相次ぐ

私は4月2日火曜日、久しぶりにNHK午後7時のニュース番組に出演した。後から私に連絡が相次いだが、これほどテレビが国民に影響していることを改めて思い知らされた。ところで先のブログで、サッカー選手のイニエスタなど3選手の国税局の摘発を書いたが、個人に対する税金の重さは、外国人にしてみれば半端じゃないのである。55%の最高税率である。自分が稼いだ額を、自分が取るよりも、国が持ってゆく方が多いのである。しかもスポーツ選手は稼ぐ年月に限界がある。けがをしたらお終いである。大谷選手としても例外ではない。したがって将来のために、稼ぐうちは稼いで、貯めておきたいのである。したがって、日本で所得税の確定申告をしたくない。自国で確定申告して自国の税率で課税されたいというのも無理からぬ考えである。所得税は国籍に関係なく、どの国の居住者であるかによって課税される。アメリカの場合は、1年のうち過半数の183日、居住しているかどうかで判断するが、日本はそうではない、誤解している人が多いが、日本は「生活の本拠」がどこにあるかで居住者、非居住者の区別をする。それでは「生活の本拠」との定義は何か、それは「家族」と「職業」なのである。1年以上日本に滞在しなければならない職業は日本居住者として申告しなければならない。昔は大リーグ出身の選手は、皆、単年度契約で球団と契約を結び、家族はアメリカに残し、シーズン終了と同時にアメリカに帰った、しかしシーズン中でも家族が日本に来ることは許されたが、それでもマイホームは持たなかった。しかし最近プロ野球はもとよりJリーグも規律が緩んでいる。イニエスタ選手などは、はじめから家族同伴でヴィッセル神戸でプレーしているのだから、「生活の本拠」は日本にあるのは誰が見ても明らかで、さすがに野球選手はそれがない。Jリーグの甘さはそれだけではない。その選手が海外クラブから引き抜かれるのを防止するため複数年契約をすることや、日本でかかる税金はクラブが持つなどの違法性を持った契約もある。ラグビー選手も少しそのような傾向がある。真の国際化を望む。日本の国税は、甘くはない。

☆ 推薦図書。
長島純著 「新・宇宙戦争」 PHP研究所 1100円
著者は自衛官のトップクラスで退官した防衛大学校卒のエリートである。ミサイル迎撃から人工衛星攻撃まで、将来の戦争は宇宙空間から始まる。最近は物理的な攻撃とサイバー攻撃や偽情報などを組み合わせたハイブリッド戦争の様相を呈している。ロシアのウクライナ侵略戦争では、衛星画像が軍事活動を可視化するなど、衛星の情報が軍事戦略に必須となってきた。中国は他国の人工衛星を攻撃する能力開発に勤しんでいる。宇宙ステーションを建設し、宇宙覇権を目論んでいて、2040年までに火星や金星への探査を目指していて、日米両国は、中国のこのような宇宙に係る攻撃は、日米安保条約第5条の対象になると警鐘しているが、中国やロシアは衛星破壊実験を繰り返すなど、宇宙の平和に対する挑戦を続けている。将来の不安を募る本である。

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