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日本人の海外所有資産は3兆7,000億円?

いよいよ確定申告の季節が近づいてきた。日本人が海外に5,000万円以上の資産を保有するなら、その明細を確定申告時に税務署に提出しなければならない。

 

このほど国税庁が公表したものによると、日本人富裕層が海外に持つ資産総額は3兆7,000億円であるとした。海外に5,000万円以上資産を持つ者に義務づけられた、「国外財産調書」を税務署に提出した件数は9,551件でしかない。国税庁がキャピタルフライトに神経を尖らせるのは、相続税の最高税率が55%となってからは、ますます海外送金が加速しつつあるからである。そのため、「海外財産調書」に虚偽の記載をした場合は1年以下の懲役と、刑事罰と同様の罰則が課されるとした。国税庁の発表によると、調書を提出した者は、東京国税局管内が6,154件で日本全体の3分の2を占め、大阪国税局管内は1331件で全体の20%、次いで名古屋が699件となっている。

 

海外保有資産額の割合でいうなら、3兆7,000億円のうち東京が2兆7,485億円で全体の75%(4分の3)を占め、大阪4,274億円、名古屋1,906億円とは比べものにならない圧倒的シェア。海外資産の種類別では、有価証券52.5%、預金16.9%、不動産15%などとなっている。

 

日本の個人の金融資産は今や1,600兆円である。その内、海外で保有する金融資産は、わずか1兆9,000億円とされている。ハワイの日本人銀行口座数は7万人といわれている。国税庁がいう日本国外で5,000万円以上の資産を保有している日本人は9,551人、相続税や所得税等の最高税率が55%の日本国、今後ますます海外に資金が流れるのではないだろうか。

 

 

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また、今もっとも気をつけたい糖尿病。日本の糖尿病罹患率は世界でも有数で、その予備軍だけでも2,000万人いる。糖尿病患者の40%は心臓血管が悪く、心臓血管疾患をもつ人の35%が糖尿病と言われている。日本人の肥満率は世界で最低水準なのに、いかに炭水化物が好きな国民かがわかる。朝の通勤電車で眠っている人がいるが、ドイツではいない。これは、朝から炭水化物(白米)を食べると血糖値が急上昇し、インスリンが多く分泌されるため眠たくなる。食べる炭水化物が多いとお腹は満足する。しかし炭水化物はエネルギーとしてはすぐに燃え尽きる。たんぱく質や脂肪を多くとることである。
病気にならない治療の基本は生活習慣の改善である。薬には頼れないのであると。

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