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副業で節税対策が増える

私は今、アメリカ ロサンゼルスのオフィスにいる。日本ではコロナ禍、リモートワークが盛んで、副業も増えている。もともと給与が増えない中、大企業をはじめ、多くの会社が社員の副業を認め始めている。従って副業をしている者は確定申告をしなければならない。雑所得である。しかし国税庁は従来、年収300万円以下は「業」と認めないとしていたが、このほどそれを撤回し年収300万円以下でも認めると公表した。税法上、その仕事の所得が「業」と認めないと「雑所得」なり、「業」と認めると、その収入は「事業所得」となる。何が違うのかと言えば「雑所得」となれば、経費が多くて赤字でも、給与所得など他の所得と通算が出来ない。また、数々の恩典がある青色申告の特別控除が使えない。だから配偶者の専従者給与も使えない。ところが副業が「事業所得」となると、副業が赤字となれば、給与所得との損益通算が出来、その赤字を3年間繰越控除が出来る。青色申告でさらに10万円あるいは55万円特別控除が可能、奥さんへの給与支給も認められる。このようなことから個人事業者の節税メリットを十分享受できるので、サラリーマンも副業をやっても儲からない、あるいは設備投資に多額の金を使ったが駄目だったのを、給与所得からマイナスしてくれるので、年末調整された源泉徴収から還付されることができる。従って益々、サラリーマンの副業が増えるのではなかろうか

☆ 推薦図書。
葉石かおり著 「名医が教える 飲酒の化学」 日経BP 1500円
私は酒が好きだから、思わず手にした書である。なぜ人は酔い、二日酔いになり、飲みすぎて病気になり、また下戸は飲めないのか。酒と人体の最新研究で、一生健康で飲むための必修講義がこの本にあると著者は言っている。酒が原因で怖いのが、死因第一の癌である。酒でどれだけ癌のリスクが上がるのか、また酒飲みのリスクとして胃酸逆流とどう向き合うのか、さらにコロナ禍で免疫と酒の関わり方など、酒飲みにとって必要な知識を網羅している。

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